2013年1月18日金曜日

エレキ4弦”サドウスキー”

今日はまた機材のお話です。あしからず!!


もう昨年の末になるが
私の大事なエレキベースちゃん(sadowsky NYC PJ)”サドウスキー”をメンテナンスに出しに行った。
1年に1回はお疲れ様の意味も込めて出しに行きたいと思っていたが
なんやかやLiveやらがあると忘れてしまっていた。

一昨年の三月に楽器屋さん経由でお願いをしていたが、実際にやっている現場を見たいってこともあり
自分で連絡をしてメンテナンスをSLEEK ELITEへ行き、広瀬さんにお願いをした。

広瀬さんにお願いをしたのは、一昨年にも見てもらったドイツからやってきた「PLEK」である。
 

大きさは電話BOX位ある。

これは楽器を読み込み、調整するマシーンである。
ネックの状態を読み取ることで、詳細情報を値で見て理解することができる。
弦やフレット、指板、ネックまわりの状態を詳細に分析することができるマシーンである。
私の4弦エレキちゃんも読み込んでもらった。
 
 
ネックを読みこむ音。
「ブイーン」となる弦振動を確認する音。
愛するわが子をお医者さんに見てもらってるときの親はこんな気持ちなのかな。(笑)
静寂な時間が流れ、内心ドキドキした。
 
広瀬さんと診断結果をパソコンで確認する。
一昨年に読み込んだデータもパソコンに残っていた。
その時のネックがベストな状態よりも、若干反っていた。
2年弱なにも出さなかった結果だった。
自分のモヤモヤしていた、弾きにくいという漠然とした感覚を理解できたことに感動した。
 
後は広瀬さんと相談しながら決めていった。
自分の好みを伝えて、広瀬さんがその場で調整してもらう。
 
ネック調整だけであったため、すぐに出来上がる。
弾きやすい。ストレスなし。
一昨年の感触が蘇った。
 
たくさんのプロミュージシャンに支持されている理由は広瀬さんの人柄だと思った。
PLEKは確かに優れたマシーンである。
職人達が培ってきた、感覚的な部分を数字として出す。
ただ、マシーンだけでは成立はしない。
 
広瀬さんの楽器、音楽への情熱、広い見聞。
本当にありがたいことを話してもらったし、たくさん聞かせてもらった。
文明の利器ってすごい。けど、広瀬さんは本当に暖かい人であった。
 
この場でも改めて広瀬さん
ありがとうございました。
かわいい子をメンテナンスされるって本当に嬉しい。
 
 
追記
その2週間後にも伺い、フラットワウンド弦に変えたためネック調整を行った。
バッチリ。
そして、そこでとんでもない出会いをしてしまった。。。
次回に続く。。。笑
 
 
ミノ
 
 
 
 
 




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